第二次世界大戦後、かのアインシュタインが晩年に残したとされる言葉があります。
「第三次世界大戦はどうなっているかはわからないが、第四次世界大戦があるのなら人類は石とこん棒で戦っているだろう・・」。
つまり、第三次に核兵器で一度文明が滅び、また石器時代のような時代が来るという警鐘であろう。皮肉にも核兵器開発への一歩となってしまった彼の発明だが、そんな彼の言葉だから大きな衝撃を受けた人も多かったはず。
最近も緊迫した状況が続いていますが、国家間というよりは個と個の崖っぷちの駆け引きの様相でとても怖い印象を受けます。
しかし、未来は明るくと想っていないと人類も物事もいい方向には向かわない。ただ楽観的だけではいけませんが、人間をあきらめない思考をもたないといけないと自分にも言い聞かせる日々です。
作家の倉本聰さんがこんなことを言っています、
アインシュタインはきっと、‟人間の英知が正しい方へ向かっていたら、武器なんてものをつくるのに科学の力を使ってはいけないと知る。人間自ら核の恐ろしさを学び、原点に戻った戦い方をするだろう”と言いたかったんじゃないかな。
水野