From 4月 2016

四季の力

各地から桜の便りが届いています。みんなでワイワイと花見をすることは少なくなりましたが、素直に桜の時季はとても気持ちが良いものです。

日本のようにこれだけ四季がはっきりしているのは世界でもほんの僅かなんでしょう。歳を重ねていくにつれ、この四季の変化は仕事をしていく上で大きな役割を果たしていてくれると思うようになりました。
わたしは仕事が好きな人間です、ただ一年に何度か理由もなく仕事から離れたくなり無気力になってしまうことが周期的に訪れます。それは一定のリズムの心地よさを求める自分と刺激を求めだす自分の矛盾さが合いまみえる瞬間なのでしょうか。人はずっと同じ環境だと物足りなさを感じてしまうものです、それがどんなに幸せな環境だとしても。そんな時、仕事場の窓の景色が変わっていくことがそんな衝動を緩和してくれている気がします。

スイッチを入れ直さなければいけないと自力で頑張ってきたつもりでしたが、ひょっとすると自然と目に入ってくる景色(四季)の変化がその原動力の一つになり、リセットさせてくれていたんじゃないかと思います。緑緑しい夏の景色や紅く染まる秋の景色、真っ白な雪の景色、それぞれに感じる賑やかさや切なさもひっくるめて刺激となり、活力となっていく。

もし季節の変化や行事ごとによる景色の変化がなかったら、日本人はこんなに勤勉ではなかったのかもしれませんね。
都会から離れて、自然いっぱいの田舎に移りたくなるのもそんなことからなのでしょうか。

日本に生まれて良かったと改めて思うと同時に、いつも四季の移り変わりを感じれるような余裕くらいは持っていたいと思います。

 

水野